病気やケガで入院となると、つい慌ててしまいます。
心の準備とともに、必要な持ち物の準備、そして欠かすことができないお金の準備があります。
入院には、およそどれだけの費用がかかるのでしょうか。
もちろん手術や検査などの内容にもよるものですが、おおよその基本費用を知っていると、心強いのではないでしょうか。
(1)医療費の自己負担分
(2)入院中の食事費用
(3)差額ベッド料金
上記(1)の医療費の中には、先端医療と呼ばれる保険適用のない自費診療部分と、保険適用される医療費とに分かれます。
保険適用部分については、高額療養費が適用されれば、限度額以上の支払いはなくなりますので、ご自分の支払い限度額がいくらになるかは、調べておいたほうが良いでしょう。
限度額は、年齢や収入により区分けされていますので、加入する保険組合に問い合わせてください。
公的保険に加入していれば、医療費にかかる自己負担額に限度があり、それ以上は支払わなくて良いシステムがあります。
保険組合によっては基準が違ってくる場合がありますが、国民健康保険の一般的な収入の範囲の人は、80,100円+(総医療費−267,000円)×1%が限度額となります。
通常の入院では8万円〜9万円程度の支払がと限度で、それ以上はかからないと考えてよいのではないでしょうか。
食事費用は医療費には入りません。
医療費とは別途に、30日/23,400円かかります。
また差額ベッドについては、個室〜4人部屋を希望するとかかります。
費用は病院ごとに設定していて一律ではなく、都市部は高く、地方はやすい傾向があります。
費用はまちまちで、1000円/日〜10,000円/日があり、割合として2000円前後が多いようです。
70歳以下の国民健康保険加入者が、6人部屋で1ケ月入院した場合の費用のめやすは、およそ10万円〜12万、個室を利用するとプラス6万円程度と考えると良いでしょう。
自営業者の方などは、入院中の収入が見込めなくなりますので、そのための準備はしておかなければなりませんね。
入院中は、病院に支払う費用のほかにも意外とお金がかかります。
自宅の家賃やローンは、たとえ収入がなくても支払いが発生します。
公共料金の基本料金は、たとえ入院して留守にしていても支払わなければなりません。
家族があれば、家族の生活費や教育費は当然のことです。
それ以外にも、入院中のパジャマやTV利用代、家族の病院への交通費などは、お財布から出るときは少額ずつでも、集計すると大きな金額になります。
それぞれの状況によって、考えなければいけない項目は違うかもしれませんが、いざというとき少しでも落ち着いていられるように、一度シュミレーションをしておくとよいのではないでしょうか。